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ほうれん草はしなしなになっても食べられる?復活する方法について

2024年9月1日野菜

ほうれん草はしなしなになっても食べられる?復活する方法について

和え物にしても茹でてもよく、幅広く活用できるほうれん草。

ただ、シャキッとしている状態ならみずみずしくて美味しいですが、長く保存しているとしなしなになってしまうことがあります。

ほうれん草がしなびてしまっていると、やはり食べても大丈夫かどうか心配になりますよね。

今回は、しなしなになったほうれん草は食べても大丈夫なのかについてと、元に戻す方法について解説していきます。

しなしなのほうれん草は食べてOK?

しおれたほうれん草を食べても問題ないのでしょうか?

ほうれん草がしなしなになる原因

ほうれん草がしおれる主な理由は、収穫後の乾燥による水分不足です。

冷蔵庫で長期間保存したり、直射日光にさらしたりすると、含有している水分が蒸発しやすくなります。

ただの水分不足であれば食べてもOK

ほうれん草のしおれは水分不足によるもので、食べることに問題はありません。

水分が少ないため、調理時に調味料をよく吸収し、味が染み込みやすいという利点もあります。

ただし、鮮度は落ちているので注意が必要です。

食べてはダメなケースについて

葉が黄色く変色したり、茎が柔らかくなったりしている場合は、味や食感が劣化しているため、その部分を取り除いて調理しましょう。

葉が溶けたり、嫌な臭いがしたり、黒や白に変色している場合は腐敗しています。

もったいないですが、その場合は食べずに廃棄してください。


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腐敗しているかどうかのチェック

ほうれん草が腐ると、どんな状態になるのでしょうか?

腐ったほうれん草の特徴を見てみましょう。

ほうれん草が腐るとどうなるのか?

腐ったほうれん草には以下のような症状が現れます。

・茶色く変色する
・黄色っぽく変色する
・葉がふにゃふにゃに柔らかくなる
・枯れて乾燥している
・ぬるぬるして水気が出ている

ほうれん草の葉は通常鮮やかな緑色ですが、傷むと黄色から茶色に変わっていきます。

また、水分が抜けて柔らかくなります。乾燥して葉が枯れたり、ぬるぬるして水気が出ている場合も腐っています。

残念ながら、腐ったほうれん草は美味しくないので廃棄するのが良いです。

腐っているか見分けるポイント

ほうれん草が腐っているかどうかを見分けるポイントを見てみましょう。

保存していたほうれん草が以下のような変化を示す場合、その見極め方をご紹介します。

・葉が黄色味がかっている
・乾燥してカサカサしている
・元気がなくしなしなしている

ほうれん草は傷むと黄色っぽく変色し、やがて茶色くなって枯れます。

少し黄色味がかっている場合は傷み始めている証拠ですが、多少の黄色味であればまだ食べることができますので早めに消費しましょう。

水分が抜けるとしなしなして元気がなくなりますが、水に15分ほど浸けると復活する場合があります。

ほうれん草が腐る原因3つ

では、ほうれん草はどんな状態で腐りやすいのでしょうか?長持ちさせるために、腐りやすくなる原因を見てみましょう。

・乾燥した場所で保存している
・水を入れて保存している場合、その水を替えていない
・暖かい場所で保存している

ほうれん草は水の中に立てて保存するのが良いですが、水が古くなると水に浸っている部分から腐り、ぬるぬるとヌメリが発生します。

保存中の水はできるだけ毎日取り替えましょう。

乾燥は葉を枯らす原因になるので、ビニール袋などで覆うようにしましょう。

また、暖かい場所で保存すると痛みやすいです。


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しなしなから復活させる方法

しなしなになったほうれん草は、水分を与えることで再び元気にすることができます。

保存状態やしなしな具合によっては復活できないこともありますが、試してみる価値はあります。

お湯を使って戻す

まず、黄色く変色しているなど傷んでいる部分は取り除き、健康な部分だけを残します。

次に、ほうれん草全体を50℃程度のお湯に入れて軽く浸します。

これにより、葉の小さな穴「気孔」が開き、水分を吸収しやすくなり、しなびた葉が元気を取り戻します。

また、アクやえぐみも取れるので一石二鳥です。

ほうれん草を茹でるのではなく、短時間だけお湯にくぐらせることがポイントです。

お湯にくぐらせた後は、すぐに冷水にさらして急速に冷やすことで、ほうれん草がシャキッとした食感に仕上がります。

水につけて戻す

お湯を使う方法が面倒なときは、水につけるだけでも効果があります。

まず、ほうれん草の根元(葉の付け根)をハサミなどでカットします。

新しい切り口を作ることで、水分の吸収率が上がります。

次に、大きめのボウルに水を張り、カットした部分がしっかり浸るようにして、ほうれん草全体を水に漬けます。

ほうれん草の状態によりますが、冷水であれば1時間以内、常温の水であれば2〜3時間浸しておくだけで、シャキッと復活することが多いです。


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まとめ

ほうれん草がしなしなになるのは、乾燥して中の水分が抜けてしまっている可能性が高いです。

ただ、原因はそれだけではなく、腐敗や傷みによる場合もあるので、食べるかどうかは慎重に見極めたい所です。

なるべくみずみずしい状態で食べるためにも、ほうれん草の保存状態には普段から気を配っておきましょう。